29日、日本は四季それとも五季? 

 1週間ほど前から梅雨前線らしきものが琉球列島周辺に停滞中。そのため沖縄に曇り時々雨の日々が続いている。前線はまだ本土に影響はないがGW中の沖縄はぎらつく太陽が雲で遮られ、エメラルドグリーンの海や白いサンゴ礁は少し色あせて見えることだろう。日焼けしたくない旅行者にはベストシーズンだが日焼けを風邪予防や最高のおしゃれと考える人には少しもの足りないかもしれない。GWが終れば即梅雨入り宣言を予想。例年、沖縄は梅雨入りも梅雨明けも本土より一か月以上早い。前から「梅雨」については不思議に思うことがあった。一か月以上うっとうしい日々が続くのになぜ雨期と言わずに梅雨と言うのだろうかと。梅雨を一期と数えると五季になるからだ。ちなみに英語で梅雨はRAINY SEASONと言う。つまり雨期である。古来より日本人は雨期という言葉を「梅雨」という奥ゆかしい言葉に代えて、湿り気の多い日々をやり過ごしてきたのだと思う。日本語は美しい!

 

 30日の雨を予想してかき菜撤去跡に牛糞と蛎殻石灰をまき「こまめ」で耕す。   

28日、かき菜撤去後、土返し 【鶏むね肉の酒蒸し】

 午前中、かき菜撤去後の畝に発酵牛糞、蛎殻石灰ともみ殻をまき、夏日の中スコップで土返し。畑仕事のあと入浴。この時期の風呂は追い焚き不要で適温。湯上りに飲む昼のビールはまた格別。つまみは昼食代わりの冷奴ともろキュー、鶏むね肉の酒蒸し(レシピは下記)そのあと午睡。3日ほど降雨なし予報のため絹さや、スナップエンドウ、そら豆に水やり。ミョウガにはリキ○スを水で1000倍に希釈して散水。根を太らせるために去年一度も収穫しなかったので今年は楽しみ! 

 【鶏むね肉の酒蒸し】                           鶏むね肉2枚の皮をはがし、肉を2~3㎝角に切る。サラダ油小さじ一杯、はがした皮と刻みニンニクを一緒に入れてフライパンをゆらしながら軽く炒め、皮が丸くなり焦げ目がついてきたら鶏むね肉を入れる。焦がさないように弱火で肉が白く色目が付いてきたら塩、胡椒して酒(料理酒はお勧めしない)50~70ccを入れて中火で煮立たせる。その後弱火にしてキッチンペーパーを肉にかぶせて蓋をして5~7分煮る。蓋をしたまま冷めるまで余熱で蒸し上げる。肉を取り出し、残り汁に醬油、砂糖(甘さはお好みで量を調節)それぞれ大さじ2杯を入れ、とろみがつくまで煮詰める。これが最高のタレになり煮汁が無駄にならない。しかも鶏むね肉だから食材費の節約にもなる。調理時間約15分と短くて失敗もなく男の料理入門に最適! 鶏もも肉にこのタレを絡ませながら焼いてどんぶりに乗せれば鳥丼にもなる一石二鳥の最高のタレ♡

 

27日、北京から上海、奇跡の再会

 中国の雄大な風景が大好きで北京を旅した時、現地ガイドの宇さんと知り合った。流暢な日本語を話す彼はアルバイトで日本人旅行者のガイドをしているとのことだった。既婚者で妻と男の子の写真を見せてくれた。本職は不動産の営業マンで将来は自分の会社を立ち上げたいと目を輝かせた。上手な会話の中に彼の有能さを垣間見た。北京市内を見物中にもかかわらずあのマンションはお買い得だと数棟指をさす。私たちはマンションの下見や内覧会に来たのでないので彼のマシンガントークには閉口した。旅行最終日、空港まで送りに来た彼から北京市内の一等地にあるマンションのパンフレットをわたされた。抜け目のないことに、そこにはさまれていた本職の名刺に「私を通してくれたら1割引きにします」と走り書きがあった。思わず失笑。それから何度もメールをやり取りした3年後、上海を旅した。市内にある豫園を散策中、ただならぬ視線を感じた。用心しながら見回していると植込みの向こうに北京で知り合った宇さんがいた!再会の感激に大声を上げながら互いに駆け寄り人目もはばからず思わずハグしてしまった。会える確率は中国人口10数億分の一。まさに奇跡の再会だった。聞けば北京から上海に移り自分の会社を立ち上げたとか。真新しい名刺には「董事長」の肩書があった。社長として頑張っているようだった。しかしここ数年来、中国の不動産不況のせいかメールが途絶えてしまった。彼の安否が心配でならない。

26日、カタバミの花(黄色)刈取り、ニンニク赤さび病対策

 カタバミは放置すると庭全体を覆いつくすので開花時に刈取る。

 スナップエンドウと絹さやを収穫。採りたてのスナップエンドウは即茹でて食べると甘くて最高に美味。これまた生産者の特権。なぜかスーパーに並ぶスナップエンドウは少量、高額で味は?

 去年、赤さび病がニンニク全株にまん延したため、早めに収穫。そのため結球が不完全でやや小粒感あり。今年は赤さび病予防対策でニンニクホワイト六片に酢を水で希釈し週一回散布。今のところ発病なし。大粒ニンニクの収穫期待大!

 

25日、かき菜撤去、深夜、チャーシュー

  午前3時半、趣味の深夜料理開始。今夜はチャーシュー。

定番の豚バラではなく、脂身の少ないフィレ肉にタコ糸を巻き、胡麻油に刻みニンニクを入れて全体に焼き色を付ける。味が染みこむようにフォークで数か所穴をあける。ネギの青い葉を枕にして肉を寝かせ、醤油、酒、砂糖、唐辛子、水をいつもの分量を入れてキッチンペーパーを落とし蓋代わりに乗せる。煮立ったら弱火で8~10分、裏返してまた弱火で5~7分煮る。この時使う鍋は肉がやっと入るくらいの小さな鍋がお勧め。部屋中に醬油の香りが充満するので換気を忘れずに。約40分後、早くも空が白み始める。明日、完成したチャーシューをラーメンの上に惜しげもなく並べて食べる。まさに至福の時の予感!

 今日は最高気温27℃超えの夏日の中、かき菜の脇芽の新芽を採りながら40株を撤去後、畝上に放置。うさぎ跳びのような作業姿勢のため疲れがどっと足腰に来る。足腰には久々の良い刺激? 去年より撤去が1週間遅れたため新芽の間に虫が付着。次の栽培予定は枝豆とつるなしインゲン。

24日、ニンニクの芽欠き、絹さや つる先をカット

菜園を見回り中、ニンニクの新芽を発見、即切除。同時に背丈ほど伸びた絹さやの蔓の先も切除。これは実をしっかり肥大化させるための大切な作業。

 

畝に青シソがちらほら発芽。放置すると背丈が野菜より伸びるため、

見つけ次第引き抜く。この若芽を冷奴に乗せて食べると美味。

しかもポリフェノール満載で栄養豊富。

 

中学入学時、男子は丸刈りになる校則があった。今日24日は生まれて初めて

坊主頭になったその記念日。3分刈りになった頭は帽子を取った後のように

さっぱり、スッキリの清々しさ。日焼けする前の青白い頭が初々しい。だぶだぶの学生服にちょこんと乗った顔が自分の顔とは思えなかった(笑)。

 

今日は3月末の気温とか。寒くてファンヒーターを点火。今季最後になりますように。

 

 

 

 

 

23日、つるなしインゲン発芽、かき菜栽培終了間近

17日に蒔いたつるなしインゲンが数個発芽。弱々しい種子に愛おしささえ感じる。

この中で何粒無事に生育するのか期待と心配が交錯。

 

かき菜、黄色い菜の花が咲く前の脇芽を収穫。柔らかくて甘味があり美味しい。

これを味わえるのは生産者だけの特権。もう一度、収穫して今季のかき菜栽培は終了。

我が家のチワワがこの脇芽が大好物。収穫中、おこぼれをねだる姿が超かわいい。